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Acroquest Technology株式会社のエンジニアが書く技術ブログ

ENdoSnipe5.2の新機能紹介

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こんにちは、fujiiです。


かれこれ1年ぶりになりましたが、ENdoSnipeをバージョンアップし、ver5.2をリリースしました!
そこで今回はENdoSnipe5.2の新機能を紹介したいと思います。
おっと、その前に「ENdoSnipeって何?」という方は、技術評論社さんのサイトの連載を読んで、ENdoSnipeについて復習しましょう!


今回のリリースはDashboard機能の強化をメインに行っています。


それでは、さっそく紹介していきますね。

グラフ機能強化

グラフ機能を強化し、グラフを任意にカスタマイズできるようになりました。

ツリーの任意の要素を右クリックし、「Add Multiple Resource Graph」
というメニューを選ぶことで、グラフの追加ができます。

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表示する系列を指定する方法には、系列指定(Graph Selection)正規表現指定(Regular Expression)の2つがあります。

系列指定では、表示されている任意のグラフを選択し、好きなグラフを作ることができます。

正規表現指定では、正規表現で系列の指定ができます。

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サマリしたいグラフが複数あるときには、正規表現で指定する方が便利ですね。

閾値判定機能

ENdoSnipeで取得したデータをグラフにするだけでなく、予め設定した閾値を超えたことをシグナルとして表示する機能を追加しました。

ツリーの任意の要素を右クリックし、「Add Signal」
というメニューを選ぶことで、設定ができます。

シグナルの種類は、3段階(3Level)と5段階(5Level)の2種類から選ぶことができ、
設定した閾値を超えるごとに、

(緑)→黄→(橙)

のように色が変わります。

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設定が完了すると、ツリーにシグナルが生成され、
閾値を超えると色が変わるようになります。

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シグナルを作っておくと、グラフを開かなくても、
問題のあるリソースを見ることができるので、便利ですね。

Dashboard

これまでに作成したグラフやシグナルをダッシュボードで表示できるようになりました。

画面右上の「Dashboard」ボタンを押すと、Dashboardが表示されます。

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デフォルトでは、以下を確認できるテンプレートを用意しています。

  1. システムのリソース使用状況
  2. Javaプロセスのリソース使用状況
  3. Javaアプリケーションの性能
  4. Webアプリケーションの性能
  5. DBに対するアクセス状況


もちろん、表示したいグラフやシグナルを自由に配置するための編集機能もついています。

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編集機能を利用し、監視したい内容に合わせ、カスタマイズしてみてください!



今回紹介した機能の他に、ENdoSnipe5.2ではレポート機能の強化や実行計画表示機能なども行っています。


ENdoSnipeここからダウンロードできますので、是非感想等をお知らせください。

それでは。

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