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Acroquest Technology株式会社のエンジニアが書く技術ブログ

Excel関数を使う vlookup関数 編

はじめまして。かっちです。

新人/若手向け、これだけは知っとけTips25
の8日目、Excel関数を使う vlookup関数 編です。

さて、開発にしろ、管理にしろ、Excelはよく使います。

スプレッドシートに値を書くだけではなく、
既に書かれた値を関数を使って参照・加工して
使うというのをよくやります。

今回はそのExcelの関数から vlookup関数 を取り上げます。

早速ですが使い方です。

まず次のような表があるとします。

この表を別の表から参照する際に使用するのがvlookup関数です。

実際に使用しているのは次の図です。

セル中に次の形式で入力します。
vlookup(検索値,範囲,列番号,[検索方法])

第2引数の範囲の左端の列から、第1引数の値を検索します。
見つかった第2引数の範囲の行のうち、第3引数の列番号の位置にある値を
関数の戻りとして返します。
第4引数については後程説明しますので、ここではとりあえず"false"とします。

結果は次の図です。

それぞれ、氏名に応じた年齢が参照できていることが分かります。

さて、先ほど第4引数を"false"としましたが、
これは検索方法を示します。
falseは完全一致、trueは近似一致です。
完全一致の場合は、その名の通り、一致する値を検索します。
近似一致の場合は、検索値に一番近く小さい値が検索されます。

さっそく例を見てみましょう。


次のように関数を使用します。

結果は次の図です。

これでポイントに応じたグレードを参照することができました。

これ以外にもExcelには便利な関数がたくさんあります。
関数を勉強して、日々の業務を効率化しましょう!

以上