どうも、かっちです。
先日1月21日、東京ビックサイトにて、
Hadoop Conference Japan 2013 Winterが
開催されました。
すでにご存知の方も多いと思いますが、
Taste of Tech Topicsでも取り上げておきたいと
思います。
イベントそのものの紹介は、次のリンクからどうぞ。
Hadoopには力強い未来がある」Doug Cutting氏からのメッセージ─Hadoop Conference Japan 2013 Winterレポート(1)
Acroquest Technology株式会社でも落合さんが、
『トラブルシューティングのために欲しかった、Hadoopがまるっと分かる可視化ツール』
というタイトルで、halookの紹介しました。
Ustream、Slideshareは次のリンクから見ることが出来ます。
7F 国際会議場:http://www.ustream.tv/channel/hcj13w-a (1:45:35から)
資料:http://www.slideshare.net/acroquest/halook
github:https://github.com/endosnipe/halook
halookは多数のサーバ、プロセスによって構成されるHadoopの状態をWebで見える化した製品です。
当初は、Hadoopのログを利用して動作を見える化していたのですが、
それだけでは物足りなくなったため、
より内部の状態を可視化できるような仕組みを検討しました。
そこで、自社で開発していたENdoSnipeやJavelinなどのプロダクトを使って
Java内部から直接取り出し、その情報を利用することで
現在のようなビューを実現できるようになりました。
Hadoopのソースを読みながら、フックポイントを見つけては
情報を取り出して行く作業です。
例えば、HBaseのテーブル・サーバ毎のRegion数一覧の
取得などがこれによって実現されました。
ソースを読み解いて、誰もが理解できるビューとして表現できる
ためのポイントとなる情報を取得できるようにする。
これがhalookを作る上で、一番難しいところでした。
フックポイントはまだまだありますが、すべてを活用してはいません。
これからも、開発は続けて行きますので、今後の進化をお楽しみに!
以上