新年あけましておめでとうございます。ツカノ(@snuffkin)です。
今年最初のT3ブログですね。よろしくお願いします。
私はリアルタイム分散処理の仕事に携わっているため、昨年、こんな話題に興味を惹かれました。
こういった傾向から、リアルタイム分散処理に関する機運の高まりを感じます。この調子だと、2014年はリアルタイム分散処理でアドベントカレンダーを立ち上げられるくらいの年になるのではと、期待しています。
さて、リアルタイム分散処理を行うプロダクトはSpark、Splunk、Storm等、様々あります。中でもStormは、このブログで特に取り上げてきました。そこで、今回はStorm関連本についてまとめてみました。
あっ、私が知らないだけで、他にもオススメの本があれば是非教えてください^^
- 作者: Jonathan Leibiusky,Gabriel Eisbruch,Dario Simonassi
- 出版社/メーカー: Oreilly & Associates Inc
- 発売日: 2012/09/17
- メディア: ペーパーバック
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「Getting Started with Storm」の日本語訳です。Ebookのみ販売されています。
Storm Real-time Processing Cookbook
- 作者: Quinton Anderson
- 出版社/メーカー: Packt Publishing
- 発売日: 2013/08/27
- メディア: ペーパーバック
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この本を出版しているPackt Publishingは新しい技術の電子書籍を素早く、積極的に出版しています。また、年末に電子書籍の一律$5セールを行ったり、随分お世話になっています。書籍の種類も多いため、気になる方はPackt Publishingのサイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
Manning PublicationsのMEAP(Manning Early Access Program)です。正式出版は先ですが、書いたところから公開されています。2014年夏に正式出版予定です。まだ書かれていませんが、目次を見るとチューニングやトラブルシュートの章があるので、期待しています。
Manning Publicationsは「~~ in Action」シリーズを出版している会社で、中でもMEAPは新しい技術についてすぐに読むことができるので、素敵な企画だと思います。また、一年中、日替わりで電子書籍の半額セールを行っているので、欲しい本がある人は半額になるタイミングを待つのがオススメです!
これもMEAPです。Stormの作者であるNathan Marzさんが著者のひとりです。2014年3月に正式出版予定です。twitterのハッシュタグをリアリタイム分析するために生まれた「ラムダ・アーキテクチャ」(このアーキテクチャにStormが組み込まれています)の説明などがあり、Stormに限らず、ビッグデータ周りのアーキテクチャおさえる上でも良いと思います。以下のページでは、ラムダ・アーキテクチャの日本語での解説が読めます。非常にありがたいですね。
ハッシュタグのリアルタイム分析のためのラムダ・アーキテクチャー
- 作者: Charlotte Zolotow,Margaret Bloy Graham
- 出版社/メーカー: HarperCollins
- 発売日: 1989/01/15
- メディア: ペーパーバック
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小学生でも読めるStorm関連本(^^)となっています。
Amazonのカスタマーレビューでは★★★★★のコメントがいくつも寄せられているので、小さなお子さんがいる方は、Stormの英才教育をすべく、寝る前に読み聞かせてみましょう!
……はい、どう見てもただの絵本です。本当にありがとうございました^^
さて、いかがだったでしょうか?
最後の本はともかく、今年は一層盛り上がる(と思っています!)リアルタイム分散処理、中でもStormを学ぶ際に参考になればと思います。
ちなみに、Stormの入門には以下のSlideShareがオススメです^^
Acroquest Technologyでは、キャリア採用を行っています。
- 日頃勉強している成果を、Hadoop、Storm、NoSQL、HTML5/CSS3/JavaScriptといった最新の技術を使ったプロジェクトで発揮したい。
- 社会貢献性の高いプロジェクトに提案からリリースまで携わりたい。
- 書籍・雑誌等の執筆や対外的な勉強会の開催を通した技術の発信や、社内勉強会での技術情報共有により、技術的に成長したい。
- OSSの開発に携わりたい。
少しでも上記に興味を持たれた方は、是非以下のページをご覧ください。
キャリア採用ページ