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Acroquest Technology株式会社のエンジニアが書く技術ブログ

Elastic{ON} 2017 1日目 | 進化していくKibana #elasticon

Elastic{ON}2017 レポートのまとめはこちら!!

Hello, everyone!
営業広報の白井です。
本日3/7からいよいよElastic{ON} 2017 がスタートしました!
会場は熱気にあふれています^^

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

初日、Opening Keynoteも聞いていたのですが、Kibanaが進化していくプランの紹介で、超感動しました。
Kibanaでプレゼンスライドができてしまう?!
という驚きがあり、もうわくわくが止まらない!!

Opening Keynoteが気になる方は、こちらのブログをご覧ください。

参加セッション

さて、今日は、Elastic{ON} 2017初日は、以下のセッションに参加してきました。

  1. Opening Keynote
  2. What's Evolving in Elasticsearch?
  3. What's Cookin' in Kibana?
  4. What's Brewing in Beats?

今日は、Elastic社がスピーカーのセッションを攻めていきました。
特に、もともとエンジニアとして、可視化の研究とWeb UIの開発をしていた私にとって、
Kibanaの話は、特に面白かったですね!

What’s Cookin’ in Kibana?

概要

Kibanaは、可視化機能として有名かと思いますが、5.xになってから、

  • データの一覧と挿入日時と量の見れるDiscovery
  • グラフや表などを作成できるVisualize
  • 作ったグラフなどをまとめて表示できるようにするDashboard
  • 相関関係を表示するGraph
  • 時系列情報の表示に特化したTimelion
  • 設定関連で活用したConsoleDevToolsMonitoring

など、整備されてきました。

さらに、ここ最近ではVisualizeで扱えるグラフとして、
タグクラウドやカレンダー式のヒートマップなども追加され、
よりグレードアップしてきてますよね!

面白いポイント!

可視化機能パワーアップ

今まで、Tile Mapは、グリッドの交差点上に、色付きの円が表示され、密度・量の多さなどを表示していました。
しかし、今回のアップデートで、円の表示位置が地域ごとの値の平均値をとり、
値が集中するところに、円が表示されるようです。
グリッド上で表示されると、なんとなく表示されている位置がずれている気がすると思っていた
ところが解消されそうです!

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また、地図系の表示で、VectorMapというVisualizeのメニューも追加され、
地図上で言う国境や、都道府県・市区町村などで区切った領域でのヒートマップ表示も
可能になるようです。

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設定、管理機能もより便利に

なんと!期待する次のバージョンでは、UIが充実してきそうです!

今までは、検索や設定のためにクエリを書いていましたが、チェックボックのチェックのみで
アラート方法を決められるWatcher UIや、特定のIPアドレスをGeo IPとして扱えるように
設定ができるIngest Node Pipeline UIができるそうです。

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これで、今までクエリを書き続けていた分の手間が省けるかもしれないですね。

また、今まではReport出力もPDFの出力しかできなかったのですが、
CSV形式のレポートも出力できるようになります!

開発者に影響しそうなこと

今後、Kibana開発をする場合には、AngularJSではなく、Reactでの開発が必須に
なるようです!
開発者によっては、影響しそうな内容ですね。。。

最後に

明日は、朝からWomen’s Breakfastに参加して、キャリアトークもしてくる予定^^
その後は、セッション、パーティーと盛りだくさん!
超楽しみです!

Elastic{ON}2017 レポートのまとめはこちら!!

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