こんばんは。kimukimuです。
今日はちょっと趣向を変えてサンプルアプリを紹介しますね。
と、ただその前に最近のAndroidの動向を。
1. 最近のAndroidニュース
最近のAndroidニュースとしては、やはりAmazonのAndroidタブレット、Kindleタブレットですよね。
Androidのバージョンこそ新しくはないようですが、
Amazonがカスタマイズを施し、Amazonの提供するサービスと親和性の高いタブレットとのことです。
楽しみですね!
2.お手軽に新規APIを試す方法ってないの?
これまでいくつかAndroid2.3の新機能を紹介してきましたが、
『毎回1つEclipseプロジェクト作ってやっと1つ試せる』ってやっぱり大変ですよね。
あまり作りこんである必要はないけど、新規APIをお手軽に試す方法ってないんでしょうか。
そんな人のために、AndroidのSDKには新規APIをお手軽に色々試せるプロジェクト、
「ApiDemos」プロジェクトが同梱されています。
そんなわけで、今日は、「ApiDemos」のAndroid端末へのインストール方法を試してみますね。
3.プロジェクトの作成方法
まず、いつものようにEclipseからAndroidプロジェクトを作成します。
Androidプロジェクトの名前を指定する際に、
「Build Target」を指定した後に「Create project from existing sample」を選択します。
すると、「Samples:」のメニューが選択できるようになるため、
「ApiDemos」をメニューから選択します。
4.起動してみる
プロジェクトの作成/ビルドが終わったら、早速起動してみます。
なお、Android3.2を「Build Target」として指定してはいますが、
実際に作成されるApiDemosプロジェクトは「android:targetSdkVersion="11"」となっており、
Android3.0のタブレットであれば問題なく動作させることができます。
5.どんなデモがあるの?
どんなデモがあるか、いくつか紹介します。
Animation > Bouncing Ballsを選択して表示されるデモが下記。
画面上をタップするとそこからボールがあらわれ、バウンドするデモです。
Animation > View Flipで表示されるデモが下記。
回転するメニューが表示されるデモです。
Android3.0からアニメーションのAPIが追加され、
Javaでより簡単にアニメーションが記述できるようになっています。
実際に動かしてみるとよくわかりますね!
後は、Views > Grid > 3.Selection Modeの、画像の複数選択画面も面白いです。
Android3.0から複数選択もサポートされ、より使いやすくなっています。
上記のような感じで、ApiDemosを使えばお手軽に新しいAPIを試すことができます。
とりあえずどんなのがあるんだっけ? と思ったなら、まずインストールして試してみてください。
それでは。