こんばんは!toshi(@akai__tsuki)です。
本エントリーは、Software Test & Quality Advent Calendar 2011の11日目です。
今は個人のブログを立てていないので、こちらのブログで書いている
テストネタを兼ねて書かせてもらいます。
前の10日目は @cero-t さんの
「xUnit成熟度モデル 〜あなたの組織はどのレベル?」でした。
本日は、Test系ということで、TestLinkのインストールを行ってみました。
TestLinkとは、Webベースのテスト管理システムです。
テストケースの登録管理、評価の実行や集計を行うことが出来ます。
TestLinkには、
- webサーバ
- PHP
- DB
が必要になります。
今回は、Ubuntuに、apache2、PHP5、MySQLの組み合わせで行きます!
まずはApache2のインストール
インストールのコマンドは以下の通り。
$ sudo apt-get install apache2
私の環境ではすでにインストールされていました。
さらに、
$sudo a2enmod rewrite $sudo service apache2 restart
ブラウザで、http://localhost/から「It works!」が見られればOK!
次にMySQL
インストールのコマンドは以下の通り。
$sudo apt-get install mysql-server mysql-client mysql-admin
※インストール中にrootのパスワードを設定します。
いよいよTestLink!
以下のページから
http://sourceforge.net/projects/testlink/files/
最新バージョンの1.9.3(testlink-1.9.3.tar.gz)を取得します。
私の環境では、
/var/www
がDocumentRootになっていましたので、取得したファイルを配置して、展開、リネーム。
$sudo tar xvfz testlink-1.9.3.tar.gz $sudo mv testlink-1.9.3 testlink
さらに、インストールマニュアルによると
$ sudo chmod 777 gui/templates_c $ sudo chmod 777 logs $ sudo chmod 777 upload_area
と権限を変更しておきます。
ここまでやったら、ブラウザから
http://localhost/testlink/install/index.php
へアクセスします。
上記画面で「New installaion」を選択します。
次の5ステップでインストールができます。
- Acceptance of License
- Verification of System and configuration requirements
- Definition of DB access
- Create DB, testlink DB user, structures and default data & create configuration file.
- Verify the procedure result and continue to TestLink login.
1. Acceptance of License
ライセンスの確認です。
確認して、チェックボックスにチェックを付けて「Continue」をクリック。
2. Verification of System and configuration requirements
事前準備のチェックが行われます。これまでの設定ができていれば大丈夫なはずです。
PostgresやLDAPなどでFailed!と言われていますがDBはMySQLを使い、LDAPもひとまずはなくて問題ないため、「Continue」をクリックし、次へ進みます。
(※LDAPの設定を行うことで、ログインユーザの認証にLDAP連携が可能です。)
3. Definition of DB access
ここでは、DBアクセスの設定を行います。
TestLinkとMySQLが同じ場所(localhost)の想定です。
また、Database nameは「testlink」としました。
以下の項目はrootを入れておけばよさそうです。
- Database admin login
- Database admin password
そして、こちらの項目は、各自で決めてください。
さて入力が終わったので「Process TestLink Setup!」をクリックと行きたいのですが、
その前に、上記でDatabase nameに設定したDBとTestLink DBで指定したユーザを作成しておきます。
コマンドは以下のような感じでMySQLにログインして、DBの作成と、ユーザ作成を行います。
$ mysql -u root -p (パスワードを入力してMySQLにログイン) mssql$ create database testlink; mssql$ show database; (こちらで作成されたことを確認) mssql$ GRANT ALL PRIVILEGES ON testlink.* TO testlink@localhost IDENTIFIED BY '*******'
準備ができたら、「Process TestLink Setup!」をクリック。