こんにちは、fujiiです。
ENdoSnipe Ver6.0機能紹介の後編です。
前回、ENdoSnipe Ver6.0の変更点を簡単に紹介しましたが、
今回は、追加した機能の詳細を説明しますね♪
プロファイラ機能
Profilerビューは、ENdoSnipeで計測した結果の統計情報を、Dashboard上から参照する画面です。
表示される統計情報は、以下になります。
「Profiler」タブを選択し、「reload」ボタンをクリックすると、
最新のプロファイル結果が取得できます。
プロファイラの結果は、CSV形式でダウンロードできます。
ダウンロードしたい場合には、「download」ボタンをクリックしてください。
オンラインでの設定変更機能
Controllerビューでは、ENdoSnipeの設定をオンラインで変更できます。
この機能を利用すると、アプリケーションの再起動なしに設定を変更できるようになります。
Controllerビューを表示するには、「Controller」タブを選択してください。
変更できるパラメータをいくつか紹介します。
- javelin.leak.collection.monitor:Collectionオブジェクトのリークを監視するかどうか
- javelin.jdbc.enable:JDBC監視を行うかどうか
- javelin.jdbc.recordExecPlan:実行計画の取得を行うかどうか
パフォーマンス問題が出た時に一時的に監視対象を増やして情報を収集し、
また元の状態に戻す、ということができるようになりました。
メール通知機能
Ver5.2 で追加したシグナル機能を強化して、
シグナルで閾値を超えた場合や閾値超過状態から回復した場合に、
メールを送信できるようになりました。
この機能によって、
1) CPU使用率が上昇している場合
2) メモリ使用量が高くなっている場合
3) レスポンスが遅い場合
など、アプリケーションに問題が発生していた場合に、
自動的に通知することができます。
メールを送信するためには、以下の設定が必要です。
1. DataCollectorの設定
collector.propertiesを開き、以下の設定を行ってください。
2. Dashboardの設定
「Signal Definition」画面を開き、「Send Mail」にチェックを入れると、
閾値を超えた場合や閾値超過状態から回復した場合に、メールが送信されます。
ENdoSnipeはここからダウンロードできますので、ぜひ感想などをお知らせください!
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