Taste of Tech Topics

Acroquest Technology株式会社のエンジニアが書く技術ブログ

仮想マシンを登録して接続します。

こんにちは、ishidaです。

novaのインストール、今日はいよいよインスタンスの登録と動作確認になります。

ちなみにサーバのインストール構成を言い忘れていました。
今回は、シングルサーバ構成+FlatManagerモデルとなっています。

FlatManagerモデルってなんぞや?
物理サーバと仮想マシーンが同一ネットワークセグメント上に存在している、と
想定したモデルになります。

また、再度書きますが、今回のnovaインストールは、第3版(Cactus)でリリースされた
nova-installスクリプトを利用して行っています。
第2版(Bexar)など他のバージョンでリリースされているシェルやインストールスクリプトでは、
異なる手順、設定方法になりますので、注意してください。

1.仮想マシンの取得

まずは登録する仮想マシンを作成します、、、が、とりあえず動作確認、
ということなので、OpenStackコミュニティが配布しているイメージをダウンロードしましょう。

wget http://c0179148.cdn1.cloudfiles.rackspacecloud.com/ubuntu1010-UEC-localuser-image.tar.gz

2.仮想マシンの登録

rootユーザに変更し、novaの環境変数を読み込みます。

sudo -i
source /root/creds/novarc

もしnovarc(証明書)を作成していない場合は、nova-manageコマンドを利用して
証明書の発行をしましょう。
mkdir -p /root/creds
nova-manage project zipfile /root/creds/nova.zip
cd /root/creds
unzip nova.zip

さて、novarcを読み込めたら、仮想マシンを登録します。
uec-publish-tarball  ubuntu1010-UEC-localuser-image.tar.gz mybucket x86_64

ん?エラーが発生しましたね(^^;

ログとuec-publish-tarballスクリプトの中身を見ると、どうやらネットワーク設定がうまくいっていないように見えます。

uec-publish-tarballスクリプトの中身。エラーメッセージでgrep

/var/log/nova/nova-api.logの中身

仮想マシンとして立ち上げているからなのか、ネットワーク周りを
確認する必要がありそうですね。
ん〜、なかなかうまく行きませんね(^^;

長くなってきたので、続きは次回。


では。