Taste of Tech Topics

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Acroquest Technology株式会社のエンジニアが書く技術ブログ

Kibana5.5の新機能紹介!

こんにちは。
@です😊

先日Elastic Stack 5.5.0がリリースされました。
この記事ではKIbanaに追加された新機能をピックアップして紹介します。
(5.5.0ではX-Pack Machine Learningの正式リリースとなりましたが、そちらは@の別記事にて紹介しています)

この記事で紹介する機能

  1. Filter機能の強化
  2. Grok Debugger
  3. 新しいVisualization(Region Map, Gauge, Goal)

Filter機能の強化

DiscoverやDashboard上で絞り込みを行いたい場合、今まではクエリを自分で入力する必要がありました。
今後はクリックだけで全て操作できるようになります。
非エンジニアのユーザーにとっては非常に嬉しいですね。
 
画面左上のあたりに、"Add a filter"という文字が見えると思います。
それをクリックするとfilterが追加できます。
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まずはfilter対象のフィールドを選択して...
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条件を選びます。
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これだけでairlineの値が"AAL"のデータのみが表示されるようにするfilterが作成できました。
これまでは、絞り込むための"フィールド名"を確認してからクエリを書く必要があったので、そういった面でも使いやすくなったと思います😊
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Grok Debugger

この機能は、Logstashやingest pipelineのgrokを書く助けとなる機能です。
ログの形式に合わせてmatch patternを記述する必要があるわけですが、Grok Debuggerを使えば、
Logstashなどを実行して確認しなくても、Kibana上で先に結果を見ることができます。
(https://grokdebug.herokuapp.comがKibanaに組み込まれた形です)

X-Packをインストールしてあれば、このようにDevToolsの中にGrok Debuggerが入ります。
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実際の入力となるログをinputに書いておけば、
記述したpatternに応じて結果を表示してくれます。
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上手くいきました。
Logstashなどで動かす前にはこれで確認するのが速いですね
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Region Map Visualization

Visualizationの作成画面を見るとRegion Mapが追加されていることがわかります。
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Region Mapは、緯度経度の情報が無くても、国名などで地図上にデータを表示することができます。
たとえば下の画像例のように、あるサービス利用者の平均年齢を表示することなどができます。

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色を変えたりもできます
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Goal,Gauge Visualization

Goal, Gaugeに相当するものは、もともとVisual Builderの一機能として提供されていましたが、
独立したvisualizationになったことで、設定がわかりやすくなりました。

このvisualizationを使うと、
たとえばセールス部門の売り上げ目標に対して、実績がどの程度あるかなどを可視化できます。
"Goal"で可視化してみるとこんな感じです。
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Gaugeは機能的にはGoalとほとんど同じですが、値の範囲を自分で区切って、色をつけることができます。
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(可視化したデータは架空の人物および売り上げ実績です)

まとめ

バージョン5.5.0では、使いやすさの向上や表現力の強化が良い感じでした。
ますます使いやすくなることを期待しましょう。
今後も新情報を発信していきますので、よろしくお願いします!

おまけ

(実は、個人的に嬉しかったのは、Consoleでreindexを補完してくれるようになったことです😇)
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