Stormのサービス化、今日は最終的な動作確認とMonitへの登録確認を行います。
8.実際にStormは動くの?
前回Storm関連プロセスのサービス化を行ったので、
下記の2点の確認を行います。
- 実際にTopologyをSubmitして動くのか?
- SubmitしたTopologyをstorm killコマンドで終了できるのか?
実際にTopologyが動くことと、コマンドラインが有効になっていることを確認する・・
という形になりますね。
では、まずTopologyの確認から。
前回と同じく、StormStarterのExclamationTopologyを用いて確認を行います。
ただし、Workerプロセスは4個と設定します。
起動すると・・・・きちんとTopologyが動き出していることが確認できました。
次はTopologyの終了確認を行います。
// Topology終了 [root@hyperion bin]# /opt/storm/bin/storm kill ExclamationTopology
2点確認が終わったので、Service化したStormでもStormは問題なく動作することが確認できました。
9.Monitへの登録
では次はMonitへの登録を行います。
やはり、StormのRPMパッケージプロジェクトにあるMonit用定義ファイルをベースにします。
[root@hyperion src]# tar xzvpf storm-rhel-packaging.tar.gz storm-rhel-packaging/init.d/storm-nimbus storm-rhel-packaging/init.d/storm-supervisor storm-rhel-packaging/init.d/storm-ui storm-rhel-packaging/sysconfig/storm storm-rhel-packaging/monit/storm-nimbus storm-rhel-packaging/monit/storm-supervisor storm-rhel-packaging/monit/storm-ui // (※関連ファイルのみ抜粋表示※) [root@hyperion src]# cp -p storm-rhel-packaging/monit/* /etc/monit.d/ // Monitを再起動してファイル反映 [root@hyperion src]# service monit restart
すると、Monitの画面にStormのサービスが表示されるようになりました。
では実際に画面からサービスの起動/終了ができるか確認しましょう。
Monitの画面から「storm-ui」のリンクを押下すると、storm-uiプロセスの詳細表示画面に遷移します。
ここから「Stop Service」ボタンを押下すると、サービスが停止します。
実際にコマンドラインで見ても停止しています。
[root@hyperion monit.d]# service storm-ui status Storm ui is stopped.
では、再度起動してみます。「Start Service」ボタンを押下すると、サービスが起動します。
実際にコマンドラインで見ても開始しており、画面も表示が可能なことが確認できました。
[root@hyperion monit.d]# service storm-ui status Storm ui is running.
これで、Stormが実際に動くこと、Monitから管理可能になることが確認できました。
ひとまず機能的にはOKでした。
・・・ですが、毎回こんな大変なことは出来ないため、
出来ればStormのサービス化したファイル毎RPM化したいところではあります。
次回はこれまでやって来たStormサービス化ファイルをRPMとしてまとめられないか試してみますね。
それでは!