こんにちは、DevOpsエンジニアの横山です。
今回は、LINE BotとAWSの画像分析サービスを使って社員のワーク&ライフハックを行った内容を紹介したいと思います。
一緒に飲みに行きたい!
※ここで紹介する件は、2019年12月頃のことで、今はコロナのため、会社として飲み会は禁止されています。
Acroは、社員同士で夕食や飲みに行く機会が多く、私が所属するグループの上司もよく飲みに行っています。
ですが、私は上司と一緒に行く機会が減っていました。
そのため、何かしらの方法で「私も一緒に飲みに行きたい」という思いを上司に伝えられないかと考えました。
そこで目を付けたのが、AcroのLINEグループです。
Acroでは、社員の日常を共有する目的で、ランチや夕食などの様子をLINEに投稿する文化が根付いています。
やるなら面白く盛り上がりそうな方法でできないかと思い、LINEで投稿されてくる写真をうまく活用して、自動で上司にメッセージを送れないかと考えました。
調べてみたところ、LINE BotとAmazon Rekognition(画像解析サービス)でできそうでしたので、それを使って一気に作ってみてました。
飲みに行ってそうな時間帯に上司が映っている写真が流れてきたら、何かしら返信する、というBotです。
Amazon Rekognition(画像解析サービス)は、思っていたよりも簡単に使えて、週末4日くらいで上記ができました。
Botのおかげもあり、一緒に飲みに行く機会も増えました^^
(直接伝えにくかったわけではないですよ。)
また、以下のような写真にも反応して、Bot自体を楽しむことも増え、盛り上げにもなっています^^
(社員旅行で酔いつぶれているときの1シーン)
笑顔で一日をスタート!
次は「笑顔で一日をスタートする」ために取り組みました。
Acroでは、朝のミーティングをチームごとに毎日行っていて、その時にチームの写真をLINEに投稿しています。
これもみんなで共有するというAcroの文化の一つです。
その写真を見て、一日の最初は笑顔で始めたいよね、という声も出てきていました。
上に書いたLINE Botがここでも使えそうと思いました。
今度は、「笑顔」がキーポイントになりますが、これもAmazon Rekognitionで実現できました。
いい笑顔の人には「褒めの言葉」を、笑顔でない人には「声かけ」をするようにしました。
これにより、みんな笑顔で始めようと意識したり、お互いにコミュニケーションも増えました。
今回は、対象者も多くなり、写真の構成も複雑になるため、社員からもいくつか要望があり、細かいチューニングもしています。
(運用するって、やっぱり大変ですね^^)
やってみて感じたこと
このように、LINE BotとAWSのサービスを組み合わせることで、これまで開発がメインではなかった私でも、効果を発揮するサービスを作ることができました。
この一連の流れで大事だと思ったのは、「こんなことをしたい(要求)」からスタートすることでした。
これがあったから、手段にハマることなく、要求の実現にフォーカスし、最速でサービスを作ることができたんだと思います。
(実際、思った以上に受けてもらえたので、私自身驚いています^^)
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