toshiです。
さて、先日、isidaさんがOpenStackのインストールについて紹介していましたが。
そもそもOpenStack、クラウド基盤って何?ってことで
少し調べてみました。
オープンソースクラウド基盤
クラウドといえば、Amazon.comの「Amazon Web Services(AWS)」やら
Microsoftの「Windows Azure」といったものがありますが、
オープンソースクラウド基盤としては、OpenStackを含めて以下のようなものがあります。
結局、これらが、何をしてくれるのか。
クラウド基盤を学び始めた私なりに
ざっくりいうと
1.複数のサーバを仮想マシンとして管理
AWSなどでもそうですが、
CPUやメモリ、ストレージのスペックを選択して
マシンを立ち上げることができます。
この、仮想マシンを立ち上げるための管理をしてくれます。
2.仮想マシンのネットワークを管理
当然、仮想マシンが単独で起動してもうれしくはないわけで^^;
マシン間のネットワークをサポートしてくれます。
3.イメージ(OS)を展開
さらに、仮想マシンに対して、イメージ(OS)を展開し、
OSをインストールしたマシンと同じようにしてくれるわけですね。
結局、上記にあげたような機能がどのようにサポートされているのか
各プロダクトによって異なっているようです。
例えば、仮想マシンのスペックを選択して起動させるにも
コマンドラインから実行するのか、GUIの画面が利用できるのか。
最新のOpenStackでは、仮想マシンを物理的なサーバ間で移動可能だそうです。
一つの物理マシン上で、容量が一杯になった際に、仮想マシンごと、別の物理マシンに移動したりできるわけですね。耐障害性という意味でも有用そうです。
YouTube上にも
最近はYouTube上にも情報が上がっています。
OpenStack
CloudStack
Wakame
他にもどの程度のクラウド環境に対応できるのか。
例えば、CloudStackは物理5000台サーバでクラウド環境を構築した事例もあるそうですよ。
上記に上げたクラウド基盤での比較は
日経Linux 2011年3月号でも取り上げられていましたので
見てみることをお勧めします。
また、ブログを書いている最中に
「OSSのクラウド基盤構築用ソフト「Wakame-VDC」新版が公開、LXC対応など」
という記事も出ていましたね。
活発に動いているクラウド情報もしっかり押さえていかないとですね。
では〜。