こんばんは。阪本です。
前回はすんごく概要しか書いていなかったのですが、
今回は実際にopenPDCを使ってみようと思います。
その前に、いくつかの用語があるので書いておきます。
- Phasor:位相を持つデータ。いわゆる時系列データと考えればよい。
- PMU:Phasor Measurement Unit。Phasorを計測する装置。
- Historical Data:リアルタイムでないデータ。
すでに計測が終わっていて蓄積されているオフラインデータ。
では、お決まりのインストールを。
- ダウンロードページ( http://openpdc.codeplex.com/ )からダウンロードする。
- しっかり同意して(^^;「I Agree」ボタンを押下する。
- ダウンロードしたファイルを展開してできた Setup.exe を実行する。
- OSに合わせて選択する。私の環境はWindows7 64bitなので、
「64bit version of the openPDC」を選択する。PMU Connection Testerも選択しておく。 - セットアップが開始する。
- 企業名を入れる。(デフォルトのままにしてしまった。。)
- インストールするオプションを選択する。すべて選択しておくとよい。
- インストール先フォルダを選択する。
- 「Next」を押下してインストールを開始する。
- インストールは数分で完了した(Core i3 + 6GBメモリ)。
- Windows Updateの設定を行え、と言われる。
基本的にUpdateは全更新しているので特に何もせず閉じる。 - 次に設定ユーティリティが立ち上がる。
- 新規インストールなので、「I want to set up a new configuration」を選択する。
- 推奨されている「Database」を選択する。
- データベースの種類を選択する。推奨はSQL Serverだが、個人的にはMySQLの方が好みなので、
こちらを選択した。 - MySQLのデータベース設定を入力する。データベース名は好きな名前を入力。
- openPDCにログインするためのアカウントを設定する。
パスワードは8文字以上で、大文字小文字数字を混在させる必要がある。 - 設定の反映先を選択する。Windows serviceにチェックをつけてておけば、
勝手に起動してくれる。 - プライマリヒストリアン(履歴データ)の設定を行う。とりあえず名前を付ける。
- ヒストリアンの接続パスを指定する。一旦空欄にして次へ。
- セットアップの準備ができたので、次に進む。
- セットアップは数分で終わる。
- セットアップが完了する。「Restart the openPDC」と
「Start the openPDC Manager」にチェックを付けておく。 - PMU Connection Testerのインストールが始まる。
- インストール先フォルダはそのままで。
- 確認して次へ。
- インストールは1分程度で終わる。
- インストールが完了したら閉じる。
- openPDCへのログイン画面が現れる。17で指定したアカウントでログインする。
- 無事、ログイン。
サンプルデータとしてヒストリアンが用意されていて、そのデータがグラフ表示されます。
とりあえず、動きました。
※openPDCは.NETで動作しているので、SQL Serverとの相性もあってSQL Serverを推奨しているのでしょうか。
今後は、InputやOutputに何を指定できるのか、調べてみたいと思います。
では。