おはようございます。kimukimuです。
1.Android4.0&Galaxy Nexus公開!
言うまでもなく、直近のAndroidのニュースは、
GoogleとサムスンのイベントでAndroid4.0(Ice Cream Sandwich)と、
Android4.0を搭載したGoogleのリファレンス端末「Galaxy Nexus」が発表されたことですね。
かつ、「Galaxy Nexus」は11月にドコモから発売するそうです。
「Nexus S」が海外でしか発売されていなかったため、個人輸入するか・・・と考えていた私としては非常にうれしい状況です。
後は、「Android4.0はAndroid 2.3 を搭載する端末では動作するはず」という情報もあるそうです。
ということは、現在Android2.3を搭載している国内のスマートフォンも
そのうちAndroid4.0にアップデートされるのかもしれませんね。
2.Android4.0 SDKをダウンロードする
また、昨日は上記の発表と同時に、AndroidSDKもAndroid4.0が公開されています。
なので、まずはダウンロードして試してみましょう。
Android SDK Managerを起動すると、下記のようにアップデート画面が表示されます。
ダウンロードし、Android4.0向けのSDKを使用できるようにしましょう。
尚、SDK Managerも更新されるため、かなり時間はかかりました。
SDK Managerを全て更新すると、下記のようにAndroid4.0エミュレータが作成可能となります。
同様に、Eclipseも起動するとAndroid Development Tools Pluginが更新されているため、
更新が行われます。
更新が完了したら、以前の記事のようにAPI Demosプロジェクトを作成して、
Android4.0エミュレータを起動します。
尚、Android4.0のエミュレータはAndroid3.0向けのタブレットスタイルではなくて、
Android2系の縦長エミュレータのようです。
3.Android4.0エミュレータ起動!
しばらく待つと、下記のようにAndroid4.0エミュレータが起動します。
Android2.3時代よりも洗練され、Android3.0よりシンプルに仕上がっていますね!
下段真ん中の○ボタンをタップすると、AppsとWidgetsが表示されます。
この辺り、画面の構成こそ違えどデザインはAndroid3.0版のようです。
Widgetsを選択すると、配置可能なWidgetsが一覧表示されます。
サイズも合わせて表示できるのはわかりやすいですね。
で、API Demosプロジェクトを起動してみた・・・のですが、
残念ながらAPI DemosプロジェクトはAndroid3.2版のままで、更新されていませんでした。
どうやら、Android4.0の固有機能を試してみたければ
他のサンプルコードを探すか、自分で実際に作ってみるしかなさそうです。
4.この後も続きますよ
API DemosこそAndroid3.2から更新されていませんでしたが、
Developer Siteに下記のようなサンプルコードが追加されています。
Android Beam Demo
Voicemail Provider
Wi-Fi Direct Demo
Text To Speech Engine
また、Android API Differences Reportで下記のようなパッケージが追加されているため、
追加パッケージを追っていけば追加機能も見えてきそうです。
android.media.effect
android.security
android.service.textservice
android.view.textservice
次回以降は上記の追加サンプルをつかって何が新しくなったのかをためしてみます。