Java Developerの皆さん、こんにちは。
ボクの名前は @kimutansk 、IPアドレスは192.168.254.254
・・・というPepperのモノマネはさておき、@kimutanskです。
6月6日にPepperハッカソンに参加してきました!
【東京】JJUG主催Pepperハッカソン ( https://jjug.doorkeeper.jp/events/25442 )
Pepperハッカソンって?
Pepperハッカソンは、あのヒューマノイドロボットPepperを使って、実際にプログラムを組んで動かしてみようというイベントです。
今回のイベントはPepperをJava NAOqi SDKで開発できるようになることを記念されて開催されたものです。
Java NAOqi SDK ( http://doc.aldebaran.com/2-1/dev/java/index_java.html )
そう、JavaでPepperのプログラミングができる! というわけですね。
自分のプログラムで動かせると考えると、最初は気味悪かったPepper君の顔も心なしか可愛く見えます。
ハッカソンのようす
さて、会場の風景を・・・といっても、当日はひたすらPepper君をハックしていたのみのため、
Pepper君の雄姿ばかりになりますが、紹介させてもらいますね。
ハッカソンということもあり、皆さん黙々と開発を進めていました。
ただ、Pepper君が動作確認の時にしゃべるので、それがきっかけで笑いが起こることが多いという、謎な雰囲気でした^^;
イベントの最後には、自分たちで作ったプログラムの発表が行われました。
発表トップバッター、櫻庭さんによるJavaFX+Pepperなデモ #jjug pic.twitter.com/q4eZGKnXzc
— JJUG (@JJUG) June 6, 2015
Pepperとしりとり #jjug pic.twitter.com/lffEMHgDfq
— JJUG (@JJUG) June 6, 2015
宮川さんのオレオレ言語Kink+Pepperで歌舞伎のセリフ回し #jjug pic.twitter.com/gbmeTO8EWP
— JJUG (@JJUG) 2015, 6月 6
Pepper + Twitter4 + DocomoのおしゃべりAPI? #jjug pic.twitter.com/I9vMDyJMVR
— JJUG (@JJUG) 2015, 6月 6
Pepper + Java EEで自宅サーバー監視 #jjug pic.twitter.com/o0uUo8C0hF
— JJUG (@JJUG) June 6, 2015
また、このTwitterの中にはないのですが、JJUGの槙さんによる、SpringBootで作ったPepperの管理画面などは、とても興味深かったです。
え、、、私が作ったもの・・・?
私はPepperのロボットとしての機能(センサー、カメラ、ポーズ、移動など)を駆使して
癒し系のマスコットのようなものを作りたかったのですが、
SDKのドキュメントに無い個所を試しながら掘り下げていって時間切れ。
癒しではない、うざいPepper君になってしまいました^^;
PepperのJava SDKはどうだったのか?
今回、参加した理由として、ハッカソンとしてものづくりを楽しみたかった一方で、
PepperのJava SDKがどれぐらい使えるのかを知りたいという目的もありました。
実際に使ってみたJava SDKですが、正直なところ、やや使いづらい印象でした。
- ドキュメント、サンプルが無い。
- 数百ものイベント検知を1つ1つ設定する必要がある。
- コールバックの型がイベントごとに異なり、扱いにくい。
- 上記のイベント検知のハンドリングにはコールバックを使用するのですが、そのコールバックの引数型がイベントごとに異なるため、共通的なコールバックのクラス階層を作りにくいです。
- 今はお試しレベルなのでそう大きな問題にならないのですが、大きなアプリケーションを作る場合にはコードの統制がとりにくいAPIでした。
なんかちょっと細かいところまで書いてしまいましたが。
ただ、ハッカソン後のイベントでスタッフの方と話したところ、
現状のJavaのAPIはあくまでβ版であり、今回のイベントでのコメントを受けてブラッシュアップしていくという強い意志を感じました。
何より、これまでのJavaの開発資産を用いることで、
外部サービスとの連携等が容易になるということは、非常に大きな進展だと思います。
その証拠に皆さん、とにかくtwitter4jを使っていましたし(笑)
おまけ
・イベントが終了し、お休みのPepper君達
・Pepperステッカー
皆さんも、ぜひPepperのJava SDK、試してみてください!
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