Elastic{ON}2017 レポートのまとめはこちら!!
こんにちは、菅野です!
Elastic{ON}最終日。
光陰矢の如しとは言いますが、
確かに、あっという間の3日目です!
名残惜しくはありますが、
本日のElastic{ON}レポートです。
参加セッション
私が本日参加したセッションは次の通りです。
- Timelion: Magic, Math, and Everything in the Middle
- Security @ Slack
- Elastic Cloud @ Fandango: How They Shifted Deployment Model to Scale & Meet Their Deadlines
- Writing Logstash Plugins in the 5.X Era
- Closing Keynote: Cause Award Honorees and Open Q & A with Elastic Founders
その中でもTimelion: Magic, Math, and Everything in the Middle
が面白かったので紹介しますね。
Timelion: Magic, Math, and Everything in the Middle
概要
時系列データを処理に特化した可視化プラグインTimelion。
5.X系からは標準でKibanaに組み込まれるようになりました。
こちらのプラグインでどんな可視化や、分析ができるかを
今回のセッションでデモンストレーションしていました。
こんな感じで!
その場で!
時系列データを可視化していっていました!
その場でグラフをどんどん変更できる!こういったことができるのはさすが、Kibanaですね😆
面白かった可視化デモ
簡易な異常検知
Timelionで使用できる関数を組み合わせることで、
このように統計処理を用いた異常検知を行うことができます。
何をしているのかを簡単に解説
上記のグラフでは検出対象のデータと、異常値を示すデータの二種類を表示しています。
異常値を示すデータでは、以下の処理を行っています。
- holt関数を用い、過去のデータから予測線を算出します。
- subtract関数を用い分析対象のデータとの差を計算します。
- abs関数を用いることで実測と予測線の差を絶対値で計算をします。
- if文を用いることでその絶対値が50を超える場合、元のデータを点でプロット、それ以外は何も表示しないようにします。
過去のデータから未来を予測し、今までになかったパターンを探すような計算をしています。
・・・・・・・・😵
流石にこれを瞬時にできる人はいませんよね😒
極めれば詳しい分析もできるTimelion!
奥が深いですね😉
このように様々な時系列データの可視化や分析ができるTimelion
ぜひ使ってみてください。
最後に
あっという間の3日間でした!
実は、私、当社で定期的に行っているElasticハンズオンで
異常検知のLTをしていた経験があるんです。
その異常検知もTimelionで行っていたので、
本場サンフランシスコのElastic{ON}でも、Timelionを使った異常検知が見れて、
非常に興奮しました!!
やっぱりTimelionの可能性、わくわくしますね😉
このわくわくを日本でお伝えできるのを楽しみにしています!!
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