Elastic{ON}2017 レポートのまとめはこちら!!
こんにちは!@tereka114です。
遂に終わってしまいました、Elastic{ON}。
これから日本に帰ります。1日目から3日目まで楽しいセッションが続いていました。
さて、Elastic{ON} 最終日のレポートです。
本日は3つのセッションを聞きました。
- Powering Uber Marketplace’s Real-Time Data Needs with Elasticsearch
- 'What's the Scoop on ES-Hadoop? Spark, Streaming & More
- Closing Keynote
セッションが少ない理由はAsk Me Anything(AMA)で主に質問をしていたからです。
Elastic社の人に質問し、丁寧に回答をいただき、自分の理解も深まりました!
ようやく本題です。「Powering Uber Marketplace’s Real-Time Data Needs with Elasticsearch」を紹介します。
Powering Uber Marketplace’s Real-Time Data Needs with Elasticsearch
Uberは自動車配車アプリのサービスです。
海外に行った時にUberを使用して、
車に乗せてもらうこともあるのではないでしょうか。
そのようなUberのMarket Placeでは、
動的な料金設定やルートの解析を行っています。
これらをリアルタイムに実現するために、Elasticsearchを導入しました。
しかし、大規模なAggregationを行った場合には性能問題が発生していたそうです。
リアルタイム処理を実現するアーキテクチャは次の図です。
SparkやElasticsearchを組み合わせています。
このアーキテクチャに対して、複数のAggregation(Terms Aggregation)をしていたそうです。
ただ、検索結果のデータが膨大になり、OutOfMemoryErrorが発生するようになりました。
これに対しての解決策として、Elasticsearchのクエリ実行前に実行時の候補を見積もり、
適切に検索に制限をかけるようにしています。
Elasticsearchは非常に便利で、簡単にスケールする、
分散するといった面で私も業務の中でかなり使っています。
ただ、ここまで大規模なシステムに対してElasticsearchを使うと
こんな問題にぶちあたるのか・・・と思いました。
日本でもここまで使ってみたいです!
最後に
遂にElastic{ON}が終わってしまいました。
セッションを通して、以前まで知らなかったプロダクト、アーキテクチャを知ることができました。
以前から思っていましたが、想定以上にElastic Stackのプロダクトの進化が早いです!
ただ、初めてのアメリカ、かつ、海外カンファレンスだったので、面白かった!
来年もElastic{ON}に行って情報を仕入れたいと思っています。
フィードバック会も開く予定なので、皆さんぜひ、お越し下さい。
また、どこかでお会いしましょう!See you again!
Elastic{ON}2017 レポートのまとめはこちら!!
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