こんにちは、@tereka114です。
Elastic{ON} 2017から戻ってきてから初投稿になります。
先日、Elastic Stack 5.3がリリースされ、既に公式による日本語リリースノートも出ています。
Elastic StackにどんなアップグレードがあったのかはElastic Stack 5.3.0リリースを参考にすると良いと思います。
私はElastic Stack 5.3のKibanaとBeatsの機能を特に魅力的に感じたのでご紹介します。
Kibana
Top hits Aggregation
KibanaのVisualizeでTop hits Aggregationを使えるようになりました。
Top hits Aggregationはキーを元に並び替えを行った場合の上位、
もしくは下位のデータの取得が可能なAggregationです。
Top hits Aggregationの詳細は「Top hits Aggregation」を参照してください。
この機能によってバージョン5.3以前でKibana上で可視化できなかった
Top X番やWorst X番の可視化ができます。
例えば、@timestampをキーにソートすると、常に最新の情報をKibanaで可視化できます。
画面の改善
KibanaのUIが改善されています。
Kibanaで現在、見ている時間の前後を見たくなったことありませんか?
Kibana上で簡単に実現するために、時間を進めるボタンと戻るボタンがTimepickerに追加されています。
これまで、右上にある時間を選択し、更にQuickやAbsoluteから時間を選択して見たい時間を選んでいました。
今後はTimepickerにあるボタンを押すだけで、少し時間のずれているデータを確認できます。
今の時間から少しずれている時間のデータを見たい!と思った時にすぐに探せる便利な機能ですね。
Beats
最後に
バージョン5.3ではElastic{ON}で
リリース告知されていたFilebeat modulesが出ました!
Elastic Stack 5.3では、Elastic{ON}でも感じた製品の使いやすさを意識した
アップグレードがされていると感じています。
バージョン5.4ではいよいよTime Series Visual Builderと
X-Pack Machine Learningのリリースが予定されています。
私にとってどちらも期待が高い機能なので、楽しみにしています!
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