皆さんこんにちは。
@tereka114です。
今週からCVPR2020がはじまりました。
本記事では初日と2日目に参加したWorkshop/Turtorialを紹介します。
CVPR2020
CVPR2020の正式名称は「Computer Vision and Pattern Recognition」です。
6月14日〜19日まで開催されています(時間はPDT)
これは、アメリカのコンピュータビジョンの国内学会で、毎年非常に盛り上がっています。
今回、私は1年ぶりに参加しています。
コロナウィルスの影響で現地開催ではなく、バーチャル開催になりました。
PDT(日本から16時間遅れ)の時間とそれから12時間後に動画が放送されています。
日本にいながら、私はシアトル時間で参加しています。
普段の現地参加と異なり、太陽の時間がずれているので、体調を整えるのが難しい感覚です。
自動運転技術の基本を学べるチュートリアル
初日はチュートリアル「All About Self-Driving」に参加しました。
www.allaboutselfdriving.com
このチュートリアルでは、Zoomのセミナー機能を利用し、既に収録されている動画が放映されます。
途中でSlidoから質問を拾い、質疑応答を行っていました。
このチュートリアルは、自動運転技術に必要なことを包括的に紹介していました。
例えば、ハードウェア(LiDAR、RADERなど)からソフトウェア(物体検出、予測、コントロール方法など)のそれぞれの種類と長短の説明がありました。
私自身、自動運転技術の細かいハードウェアや方式にはあまり馴染みがないところもあったので、新しく得られた学びも多かったです。
2日目:深度推定と最適化
2日目は午前と午後で異なるセッションに参加していました。
Learning and understanding single image depth estimation in the wild
公式ページで動画が公開されているので、それを見てました。
質問は発表時間中にリアルタイムで受け付けていました。
単眼深度推定のチュートリアルで、深度推定を行う上での仕組み(視差)、データセット、そして、各種アルゴリズムの紹介が行われていました。
新しい分野でも包括的に学べて、資料も公開され、後で振り返られるのが良いところです。
From NAS to HPO: Automated Deep Learning
このチュートリアルはハイパーパラメータとアーキテクチャのチューニングの話です。
機械学習には多くのハイパーパラメータが存在し、そのパラメータを調整する方法も知られています。
また、最近だと、ニューラルネットワークの構造を自動的に計算する方式もあるので、その件も紹介されていました。
ハンズオン付きで実装もあるので、いざ試してみたい!と思った時に便利そうなのはありがたいことです。
hangzhang.org
最後に
明日からCVPRのメインカンファレンスです。
前年よりも論文数が多く、盛り上がっているなぁと感じています。
ぱっと見面白そうな論文も見られるので、きちんと読んで楽しみたいと思います!
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