こんにちは、Elastic認定資格3種(※)を保持しているノムラです。
※Elastic社の公式認定資格(Elastic Certified Engineer / Elastic Certified Analyst / Elastic Certified Observability Engineer)
皆さんはElastic Stackを構築するにあたってElastic Cloudを利用されたことはあるでしょうか?
Elastic Cloudは、Elastic社が提供しているSaaSサービスです。クラウドプロバイダはGCP、AWS、Azureをサポートしています。
最新バージョンのクラスタ構築や、既存クラスタのバージョンアップを数クリックで実施できるため、導入がお手軽です。
本記事では、Elastic Cloudの無料トライアルを利用して、Elastic Stackをデプロイする手順を紹介します。
目次は以下です。
前提
本記事では、Elastic Stackである
- Elasticsearch
- Kibana
- Logstash
については、説明をいたしません。各プロダクトの詳細は公式ホームページをご参照ください。
www.elastic.co
アカウントを作成する
Elastic Cloudは2週間の無料トライアルが利用可能です。
方法はメールアドレスを登録するのみです。
Elasticクラスタをデプロイする
デプロイメント名、クラウドプロバイダ等を設定する
以下を設定します
- デプロイメント名(任意の文字列でOK)
- クラウドプロバイダ(今回はAWSを選択)
- リージョン(今回はOhioを選択。Tokyoリージョンも選択可能です)
- ハードウェアタイプ(Storage Optimizedを選択。詳細はこちら)
- Elastic Stackバージョン(最新を選びましょう)
入力後、「Create deployment」を押下することで、Elastic Stackの構築が開始されます。
さっそく利用!
数分で構築が完了し、デプロイされたKibanaの画面に遷移します
標準で付属のサンプルデータ/ダッシュボードをKibanaから1クリックでインストールしてみました。
数クリックするだけで構築が完了し、利用可能になりました。
ここまで5分程度です。お手軽ですね!
まとめ
Elastic Cloudを利用することで、非常に簡単にElastic Stackが構築可能です。
追記
またElasticCloudではセキュリティ設定として、ユーザ認証に加えて、Private Link接続やIPフィルタリングが可能です。
次回以降で紹介したいと思います。お楽しみに。
それでは。
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