Elastic{ON}2017 レポートのまとめはこちら!!
こんにちは。
@shin0higuchiです。
Elastic{ON} 2017@サンフランシスコの1日目に参加してきたので、レポートします。
今回私が参加したセッションは下記の通りです。
参加セッション
- Opening Keynote
- What's Evolving in Elasticsearch?
- What's Cooking' in Kibana?
- What's brewing in Beats?
- Welcome Reception
私はElastic Stackのセッションにベッタリな1日でした。
Opening KeynoteでのX-Pack Machine Learning発表や今後の展望など、
面白い話題が盛りだくさんでした。
「What's Evolving in Elasticsearch?」や「What's Cooking' in Kibana?」でも
バージョン6にむけた新しい機能・変更が多数発表されました。
例えば、ElasticsearchではCross-Cluster Search、KibanaではTime Seriesのvisual builderやRoadMapの発表などがあり、
今後のElastic Stackに対する期待がますます高まりました。
ElasticsearchとKibanaの詳細については他の記事で紹介します。
今日のセッションの中で特にピックアップしたいのが「What's brewing in Beats?」です。
データの収集はElasticsearchクラスタや監視対象が大規模になった際に、大きな課題となります。
Beatsで今回話題にあがった主なトピックは2つあり、1つは「Filebeat Modules」もう1つは「Heartbeat」です。
Filebeat Modules
Filebeat Modulesでは、NginxやApacheなどを指定することでログの自動パースや、Kibanaダッシュボードの自動生成が可能です。
(Metricbeatでは既に実装されていますね)
ログ収集がますます手軽になりそうです。
また、今後はMachine LearningやAlertingとの連携も強化されるとのことです。
Beatsは取得するデータの形式や内容がある程度決まっているため、
Machine LearningのjobやAlertingの閾値などがデフォルトで提供されるようになると嬉しいですね。
Heartbeat
Heartbeatはアップタイムを監視したり、疎通確認を行うプロダクトです。
これを使えばシステム内のサーバやアプリケーション間の通信が通っているかどうかを一括管理することができます。
いままで、特定のサーバからElasticsearchクラスタへの疎通を監視することはできましたが、
Elasticsearch以外の特定のサーバやアプリケーション間の疎通を一括管理する仕組みはありませんでした。
ICMPの他にHTTP通信やTCP通信の疎通確認をしてくれます。
取得できるメトリクスはこんな感じ↓
データ量の増大、システムの複雑化に伴ってますますBeatsが活躍する場が広がりそうです。
今日のレポートは以上です。
明日、明後日も楽しんできます!
続報をお楽しみに!!
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