Elastic{ON}2017 レポートのまとめはこちら!!
こんにちは。
3年目エンジニアのたなけんです。
Elastic{ON}2日目、参戦してきました。
本日は夜に盛大なパーティーがあり、DJの音楽にノリながらお酒を飲んできました!
写真はKibana開発者のRachidさんとのツーショット。
参加セッション
私が本日参加したセッションはこちら。
- Microservices, Continuous Delivery, and Elasticsearch at Capital One
- Tinder: Using the Elastic Stack to Make Connections Around the World
- Advancing Earth Science with Elasticsearch at Terradue
- The Engine for Key Security Platforms at Barclays
- A Standard Query Language for Elasticsearch
- IT as the Transmission of the Sprint Business Engine
本日は、セッションで発表されたSprint Corporationの事例についてレポートします。
IT as the Transmission of the Sprint Business Engine
発表しているSprint Corporationは、アメリカの加入者数第4位の携帯電話事業者です。
2016年9月末での加入者数は、5919万人。
2013年7月に、ソフトバンクグループが216億ドルで買収し、78%の株式を取得しています。
end to end の監視システムとして、
ライセンスが年に100万ドルと非常にコストがかかるSplunkを使っていたSprint Corporation。
Splunkを導入した際には、「You can see every thing」の言葉にやられたそうです。
Splunkを使ってはいたものの、
Black Fridayのアクセス増加に上手く対応できず、
Solrも並行して使い始めたそうです。
しかしながら、その2か月後、Sprint CorporationはElasticsearchと出会います。
Elasticsearchのみを使って、すべての可視化を行い始めました。
Sprint Corporationのアーキテクチャはこちらの図です。
データの収集には、自社で作成したコレクタを使用し、
今では、データを日に40億レコード、約3TBを収集しています。
ストレージには、Infinidatを使用しています。
当初は可視化にKibanaを使用しておらず、
AngularとD3.jsを使用して可視化していたそうです。
その後、Kibanaを使用するようになったSprint Corporation。
95%の効率化が図れたそうです。
ここからは、Sprintの行っている可視化のユースケースを紹介していきます。
アクセス数の増加するBlack Fridayに乗じて、攻撃を仕掛けてきた場所の監視を行う画面。
MacMiniのキャッシングパフォーマンスを可視化しているのがこちら。
システムアップデートなどがあると、アクセスが増えていることが分かります。
このほかにも、
各国のストアの監視や、クライアントの操作ログ監視などが
発表されていました。
最後には、
Prelert(今後はMachine Learning)による、APIの反応の低下検知について。
Prelertをインストールした20分後にはこのような結果が見られたとのことで、
最高のツールだと興奮していました!
今回のSprint Corporationの発表のほかにも、各セッションで質問が出るなど、
Machine Learningへの関心が高まっています。
明日はいよいよ最終日。
余すところなく、Elasticの最新情報、入手してきます!
それでは!
Elastic{ON}2017 レポートのまとめはこちら!!
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