皆さんこんにちは。@tereka114です。
今年はカメラ推定コンペでKaggle Masterを獲得しました。次のGrand Masterに向けて日々、精進しています。
本日からICMR2018に来ています。ICMRはInternational Conference on Multimedia Retrievalの略です。
これは、マルチメディア情報検索の学会で横浜文化情報センターで開催されています。
1日目はTutorialとWorkshopに参加してきました。
本日の参加セッションは次の通りです。
- Tutorial 1: Objects, Relationships, and Context in Visual Data
- Tutorial 2: Recommendation Technologies for Multimedia Content
- Reception
Tutorial 1: Objects, Relationships, and Context in Visual Data
画像を用いたコンテキスト理解に関するチュートリアルです。
はじめに物体検出などを用いた画像のコンテキストの獲得の説明がありました。
その後、Image Relations、Image Reasoning、そして、Image Captioningの説明がありました。
複数検出されたオブジェクトや位置を考慮するなど、画像内のオブジェクトの関係性を理解する難しさを感じました。
後半はGenerative Adversarial Network(通称:GAN)の紹介です。
ただし、通常のGANではなく、コンテキストを外部から与える手法についての紹介がありました。
例えば、現状の衣服を来た人の画像に加え、ポーズといった条件を与えることにより、現在の服装の別の服装を生成するなどを可能にしています。
以前から、GANは注目して、いくつか論文を読みましたが、やはり、GANは様々な箇所で応用できそうで面白い分野です。
画像自体をどう理解・解釈するかといった観点で非常に面白いTurtorialでした。
Tutorial 2: Recommendation Technologies for Multimedia Content
推薦システムに関するチュートリアルです。
従来手法である特異値分解(SVD)やDeep Learningを使った推薦システムの方式、画像や動画の特徴量の獲得法とそれを推薦に応用した方法など様々な方式の紹介がありました。
Feature Interactionを獲得するためのBilinear Interaction PoolingやConvolutionを用いた方法など
推薦システムの構築経験が少ない私としては非常に面白い内容でした。
また、画像を使った推薦への応用も非常に興味深いものがあり、
改めて資料を確認して復習したいと思っています。
資料は次のURLで公開されています。
https://www.comp.nus.edu.sg/~xiangnan/icmr18-recsys.pdf
Reception
初日の最後にReceptionに参加しました。
Receptionは横浜にあるFISHERMAN'S MARKETで開催されました。
当日、知り合った人と会話して、非常にエキサイティングなディスカッションをしました。
夜のReception会場の横浜の景色は美しいです。
最後に
次はメインカンファレンスです。既に得る内容も多くて刺激的な1日でした。
まだまだ得られるものは多いので、しっかり参加してきます!
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