皆さんこんにちは。@tereka114です。
1日目に引き続き、ICMRに参加しています。2日目は本会議(メインカンファレンス)初日でした。
※昨日の記事はこちら
acro-engineer.hatenablog.com
参加したセッションは次の通りです。
- Opening
- Keynote
- Best Paper Session
- Special Session1 Predicting User Perceptions of Multimedia Content
- Oral Session 1 Multimedia Retrieval
Opening
Openingでは、ICMRのカンファレンスの自身の紹介がありました。
採択論文数や出席数(今年は215人)、そしてスポンサーの紹介がありました。
驚きなのは中国の論文数が多いこと。全体の43%の提出率です。(採択率も40%強あります)
一番盛り上がっていたのはBest Paper, Best Multimodal賞の方に
NVIDIA社からTITAN-Vが提供される発表です。
候補の中からプレゼンで決まるので、プレゼンの内容を踏まえ、最後に決定される模様です。
Keynote 1
NHK(日本放送協会)で利用されるブロードキャスト技術の今後の展望とその技術についての紹介です。
放送技術、メディアとの融合、そしてAIの活用をメインに研究しているとのこと。
4K, 8Kの話やAR,VRの活用や他のメディアとの融合、AIで効率化する技術に注力しています。
それぞれを使って、放送技術を進化させ続けるところが面白いところです。
Keynote中のAR,VRのデモは非常に興味深いものがありました。
AIの活用では、Twitterのソーシャルから取得すること、ポーズの推定など多くの技術が話されていました。
画像やメディアの研究開発している身からは応用範囲が広く、おおっ、こんなところで活かせるのかと感じながら聞いていました。
Best Paper Session
Best Paper候補となるペーパーの紹介がありました。
それぞれタスクや注目している点に特色があり、多くの発見がありました。
個人的には「Class-aware Self-Attention for Audio Event Recognition」のGlobalではなく、Class-AwareなAttentionの提案が面白いポイントでした。
面白かったので、実際の論文を読み、内容を復習せねばと思っています。
Special Session1 Predicting User Perceptions of Multimedia Content
ポスターで話されるセッションが紹介されていました。
個人的に面白かったのはアルバムの中で良い写真を探すタスク。
複数画像の中から良い写真を探すタスクですが、クラウドサービスを用いて
クラウド上でデータをラベリングしています。
実際に使えるかどうかはわかりませんが、機械学習のラベリングの一つの方法としてありかと思っています。
Poster/Demo
Special Sessionに出ていたので並行して開催されていたPoster/Demoの時間が取れず、少しだけ回りました。
明日も引き続き、Posterがあるので改めて、回ってみようと思います。
この学会ですが、午後の休憩になるとドーナツ(ミスド)が出てきます。(実は昨日もありました)
そのため、ドーナツとほぼ常備されている紅茶・コーヒーを飲食しながらポスターに参加できます。
Oral Session 1 Multimedia Retrieval
Cross-Modalな検索タスクに関する論文の発表です。
画像やテキストを同じ空間に射影する論文の発表がありました。
面白かったのはHashing技術、画像検索は膨大な計算量がかかるので、
ハッシュ化して圧縮し、情報検索で用いることがあります。
面白い内容も多いので、論文も合わせて読んでみようと思います。
最後に
本会議初日、様々な論文から普段得られない刺激を得られました。
明日も引き続きセッションが続くので楽しみです!
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