こんにちは、ノムラです。
Elastic社のイベントである、「Community Conference 2021」が02/27に開催されました。
その速報レポートをお届けしたいと思います。
目次は以下です。
カンファレンス概要
日本時間で27日 0時から始まり、なんと24時間セッションが開催されるカンファレンスです。
今回は事前にCFPの応募があり、その中から選ばれたスピーカーによる発表でした。
内容としては検索、データ分析、クラウド上での活用方法など幅広いジャンルのセッションがあり、レベル感も基本的なものから応用的なものまで多岐に渡ります。
また普段のカンファレンスは英語のセッションが多いのですが、今回は時間帯によってフランス語だったり、韓国語のセッションもあり普段のカンファレンスとはまた違う雰囲気で面白かったです。
今回はそのセッションの中からキーノートと、個人的に面白かったセッションをご紹介したいと思います。
セッションの一覧は下記のURLから確認することができます。
community.elastic.co
キーノート
CEOの Shay Banon 氏によるプレゼンテーションからキーノートが始まりました。
先日発表されたライセンス変更の話や、最近力を入れているクラウドの話が主な内容でした。
ライセンス変更についての詳細は以下のブログを参照ください。
www.elastic.co
また上記の内容以外にも、App Search、ObservabilityそしてSecurityについて7.11で追加された最新機能の紹介も交えたデモが行われました。
特にApp SearchのWebクロール機能はGUI上で簡易に取り込み対象ドキュメントのルール設定や、実際のクローリングを実行することができ便利そうだと思いました。
面白かったセッション
ここからは2つほど面白かったセッションをご紹介します。
Boosting music search results based on popularity and user behavior in Elasticsearch
検索順位を決定するためのスコアリングに関するセッションでした。
Function Score Queryを利用したスコアリングや、編集距離(検索時の表記ゆれ、誤字の是正に利用する考え方)をどう扱うかについて話がありました。
また実際のAPIに落とし込んだ際のデモも実演されました。
スコアリングは検索を扱っていると避けて通れない道です。
そのスコアリングをデモも含めて発表されているので初学者の方におすすめです。
まとめ
非常に多くの国/ユーザにElaticStackが利用されていることが実感できたイベントだったと思います。
またセッションも多岐にわたっておりElasticStackのユースケースの広さを改めて実感できました。
そして、今回のカンファレンスではElastic社だけではなく、実際のユーザ(エンジニア)の発表も多くありエンジニアとしての刺激を受けられたのも良かったです。
おまけ
今回のカンファレンスのお楽しみ企画としてElasticStack関連のクイズゲームがあったので参加しました。
こういう企画もカンファレンスの1つの楽しみですよね!
ルールとしては10題クイズが出題され、回答の正確さと回答までの速さでポイントが加算される仕組みのようです。
ということで参加してみました。
結果は、、、
9位でした。。。もうちょっと頑張りたかったですね。(問題文が英語だったせい、ということにさせてください)
それでは。
Acroquest Technologyでは、キャリア採用を行っています。
- ディープラーニング等を使った自然言語/画像/音声/動画解析の研究開発
- Elasticsearch等を使ったデータ収集/分析/可視化
- マイクロサービス、DevOps、最新のOSSを利用する開発プロジェクト
- 書籍・雑誌等の執筆や、社内外での技術の発信・共有によるエンジニアとしての成長
少しでも上記に興味を持たれた方は、是非以下のページをご覧ください。世界初のElastic認定エンジニアと一緒に働きたい人Wanted! - Acroquest Technology株式会社のデータサイエンティストの求人 - Wantedlywww.wantedly.com