こんにちは。Elastic認定エンジニアのノムラです😊
最初に個人的な話で恐縮ですが、今週「Elastic認定オブザバビリティエンジニア」の資格を取得したので、
以下3つの認定資格をコンプリートしました!
・Elastic認定エンジニア
・Elastic認定アナリスト
・Elastic認定オブザバビリティエンジニア
さて、本題です。
現在Elastic最大のイベントである、「ElasticON Global 2021」が 10/05~10/07で開催中です。
今年も去年に引き続きオンラインでの開催で、多くのセッションがあり盛り上がっています!
アジェンダ
全部で、100近いセッションがあります。
3日間の開催ですが、後半2日間は各地域のタイムゾーンに合わせて同一内容を再配信する形式になっています。
セッションの一覧は下記のURLから確認することができます。
www.elastic.co
今回は、Keynoteについて簡単に内容をご紹介します。
ElasticON Global Opening Keynote: Solving for innovation
Elastic社CPOであるAshutosh Kulkarni氏、Microsoft社のScott Guthrie氏、そしてElastic社CEOであるShay Banon氏による発表でした。
Keynoteでは大きく以下について、話がありました。
①Azure等のクラウドプロバイダーとの連携について
②Observability、Enterprise Search、Securityの各ソリューションについて
Azure等のクラウドプロバイダーとの連携について
Elastic社は去年から今年にかけて、各クラウドプロバイダーと連携を強化しています。
現在では5つのクラウドプロバイダーを利用でき、リージョン数も40を超えています。
またクラウド上で非常に簡易にElasticStackを構築することが可能です。
今回のKeynoteではAzure上に構築するデモが紹介されていましたが、構築完了までほんの数クリックです。
仮想ネットワークとElastic Cloud を直接繋ぐPrivateLinkが利用可能となったほか、最新版である7.15では通信コストが以前から50%~70%抑えられるようになっているそうです。
Observability、Enterprise Search、Securityの各ソリューションについて
次に各ソリューションについて最新版ではどのようなことが可能なのか紹介がありました。
その中でもEnterprise SearchのWeb Crowlerは一押しの便利機能です。
デモでは画面から簡単にElastic社のブログをクロール/インデキシングして検索可能とするデモを紹介。
また以下のスライドの通り、Enterprise Searchでは様々なサービスのメッセージやファイルをインデキシングして検索可能です。
企業内検索を簡易に実現できるのは嬉しいですね。
Securityでは Limitless XDR として、エンドポイント検知や対処が強化されました。
特にクラウドセキュリティは注目すべき部分だと思います。
Elastic Stackという単一のプラットフォームで「SIEM」「エンドポイントセキュリティ」「XDR」の機能をフル活用できるのは
非常に魅力的だと感じました。
次の記事ではKeynote以外のセッションについて紹介予定です。お楽しみに!
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